ライブはなまもの。同じライブは一つもない。
そんな感じで福岡へ。自分は大分在住なんでバスやら電車やらでサクっと。大分の日田あたりのインターが水害の営業でまだまだ通れません。福岡付いて肉食ってテンション上げて物販へ。思ったより一並んでたけど、無事買えました。
京都の分も合わせて物販コンプ。燃焼は買えなかったけどね。
ロゴスはキャパ1000程度ってことでちょっと広め。この前の京都磔磔が350でソールドだったこともあり結構空間があるように感じた。ちなみに福岡はソールドならず。まぁ日程的に急だったからしゃーなしか。ステージ上もかなり広さがあって余裕があるように感じた。
まず本編変わらずHell-Seeパート。位置としてはそこそこ前の五十嵐さん前で、五十嵐さんの全身が見えたのがよかった。今回は初めからいい感じに聞こえた。という事で2曲目「不眠症」。この曲を始めてライブでじっくり聞いた感ある。たぶん次回から不眠症聞くたびにこの日のライブを思い出す程度には脳裏に焼き付いた。青い照明が綺麗。
3曲目開始時に五十嵐氏が末期症状のイントロ弾き始めて。もう違和感しかなかった。なんか会場からも違和感漂ってきて、残り二人も違和感出してて。3曲目Hell-Seeだから間違えてんだけど。ゴメンナサーーイって謝ってたの印象的。このタイミングじゃないかもだけど、「頑張れ!って言われないように頑張ってるんだけど…」とのこと。
なんか客席にもステージにも京都よりスペースがあるせいか、平和に進む。MCにて毎回ライブツアーが綺麗に着地出来ないとのこと。そんな印象はあんまりないんだけどね。今回は日程変更があり、福岡がファイナルになった。(中なんて言ってたか忘れたんで略)これはもう運命じゃないでしょうか?的なことを言って会場盛り上がる。後序盤で日程変更があったことを謝罪してましたそういえば。これなかった人にもよろしくと。
本編は時々五十嵐氏がタオルで顔ごしごしする以外は大体綺麗な感じで終盤へ。最後のパレードのときに「あぁHell-Seeツアー終わってしまう…」って複数行った人は皆思ったんじゃないかと。ホントにパレードが終わってしまう悲しさあった。
アンコール。個人的に深緑の Morning glowからのLes Misé blueがめっちゃよかった。20年前のHell-Seeを聴き終わった後に、最近寄りの曲が響いた。すげぇなって。
そっからダブルのセンチメンタル、生活、翌日は言わずもがな。センチメンタルの入りからもう良い。ちょっと乱れてた気がしないでもないけど。生活の始まる前の雰囲気が好き。なんでちょっと音鳴らしただけで生活ってわかるんだろ。
そして翌日。翌日はどうしてもNHKホール解散発表の会場死んでる中での翌日の印象が強いんだけど、この日の翌日は良かった。解散発表の日聞いた翌日と、今聞いてる翌日が同じ人が同じように演奏している同じ曲ってのが信じられない。なんか活気に満ち溢れてたというか、前向きというか。
で、トリプルアンコールでThank Youにて終了。以下セトリ公式より。
こっからいらん事長文で。個人の感想なんでご了承かそっ閉じを。
Thank You終わりどうなの?個人的に完全にナシなんだよなぁ。「諦めないみんなにThank youを」で綺麗にツアーファイナル着地出来ました…ってほんとにそう?なんか全体的に綺麗すぎてよかったかどうかと言われると、確実に京都よりは微妙だった。これはでもね、京都を見た後だからって感じも凄くある。京都のライブはほんとこんな感じだったんだよなぁ。
割と歳食ったおっさんバンドのくせに
ろくに歩き方も覚えられず
転がり方だけを何とか覚えて
重力にも逆らえず
すっ転んだまま地べたをゴロゴロ
摩擦音みたいな音楽を鳴らして
何て滅茶苦茶で最高にかっこいいバンドにいるんだろう
って思う(感想には個人差があります)
— 中畑 大樹 (@daikinakahata) July 6, 2023
ほんとにこんな感じ。磔磔効果もデカかったと思うんだよね。そういえば磔磔MCで暑さについて「見るのとやるのは大違い!」って言ってたぐらいステージ上暑そうだった。そのキツさが必死さにつながっていい音なってた感あり。人間死にかけの方が力は出る。必死なのはかっこ悪くない むしろその逆。というか京都のレポ日付空いたこともあり中身スカスカなのもったいない。まぁあんなもんか。福岡は余裕があってどっちかというとホールライブ寄りの感じが強かった。まぁもう50歳だし、そんな若々しく命削るような音楽でもないのかもしれないけど。っていうと中畑さんの上のツイートがね。これがまさにライブは生ものだよなぁ。福岡のライブが悪かったわけじゃないんだけど、なんか綺麗すぎて面白みは欠けた。綺麗すぎたからじっくり聞けた不眠症とかLes Misé blueとかはよかったんだけど。ライブとして特段面白くはない。普通のライブだった。これがねラストThank Youとかきれいに締めずに、なんかわかりやすく「それで締めるの!?」って曲で締めてれば全然印象変わってたと思う。というのが出てくるのも岡山テイレベルがあったからこそではあるんだよね。全部のセトリ見たけど、解散前曲で全部締めてる。解散前と後で区切り作ってるのが悪いのかもしれないけど。デイパスでも手首でもハピネスでも何でもいいからテイレベル的な感じで締めてほしかった。
演者側が今回のツアーは綺麗に着地出来ました!って言うなら(言ってるか知らないけど)本人たちの間ではそうなんでしょう。でも個人的にはThank You締めは無し。そんな綺麗なの面白くなくない?というのは圧倒的少数派なのはツイッター(自分がそういう情報をツイッターからしか拾わないんだけど)を見ててもわかる。と同時に、自分と似たような感じかは知らないけど、ちょっともやっと感を感じてる人がいて個人的には安心した。その人はたぶん締めの曲よりも、ライブ全体の綺麗感に靄っとしてた感じに見えたけど。でもみんな「テイレベルまじ!?」「Thank Youでした。」って感じのリアクションじゃない?演者側が白と言っても、受け手側が黒と思ったらそれは黒でいい。創作物ってのはすべてそう。詩も曲も絵もゲームも何もかもすべて。あーでもこれ福岡だからこそのThank Youだったかもしれないな。福岡のライブって基本優しいとかおとなしいとかそんな感じの印象が多いから。いやでもなー…一回解散してることもあり、やってくれてるだけでありがたいのはそれはそうではあるんだけど、やはり自分には素直にありたい。自分でやればいいじゃんってのが今の時代の答えなんだけどね。出来んやつが文句言うなと。自分には出来ないのは重々承知した。やはり自分の人生を他人に依存するのは危険か…そんな感じでなーんかもやもやしながら飯もあんますすまんな―思ってたところに、ちょっと行ってみたかった焼肉ライクあったんで。肉食えば元気も出るだろってことで。
これがね。美味しくないの。画像だと美味そうだし、不味い焼肉ってあんま存在しないと思うんだけど。普通のタレが一番まともで他は微妙。肉もなんならホルモン以外微妙まである。やっぱり一人焼肉は用意されてる感じじゃなくて、普通の焼き肉屋に一人に行くに限る。ライクには二度と行かない。焼きすぎるとエラー出て火が止まるとか言われて実際止まったし。ちょっと生で食ったかもしれん。腹痛くなりそうだった。ならなかったけど。
以下はほんとに死ぬほどいらん事書いてるんで伏せ。見たい人だけ。
それはもう昔から、昔から昔からアートに一切興味持てない。ライブは一回見たことあって、たぶんそっからひとかけらも。今久しぶりにyoutube見てみたけどやはり全然興味引かない。ここら辺もすれ違い感ある。たぶんsyrup16gの苦手な曲がアートと被る感じする。再結成後の曲に全く惹かれない曲が結構あったりする。Thank youはまだそうでもないんだけどね。深緑の Morning glowの方がどっちかっというと苦手。ライブで聞くと良かったりするんだけど。
俺はVOLAのライブも見たい。アヒトさんの回復をいつまでも祈ってる。もやもやしながら日が開けて、ラーメン食って元気出ました。チャーハン美味い。普段からあんまりラーメン食べないけど一幸舎は好き。
ということでライブはなまものってね。遠い所に金を払って行っていることもあり、最高!って言いたくなる感はあるんだけど。最高とはなかなか言わない。永遠に最高を求め続けたい。変に斜に構えて批判するなってのはそうなんだけど、良いと感じないものは良いと感じなかった。今後も良いライブ、自分が良いと感じるライブに期待。終わりはすごく大事。
つまり焼肉ライクはまずい。そういう話です。ここまで全部読んでくれた人はいないと思うけど、もしそんな人がいたらThank Youです。
コメント