Aimer Hall Tour 18/19 “soleil et pluie”@福岡サンパレスホテル&ホール

音楽

ネタバレあり&あくまで個人の感想なのでご了承ください。

Aimerを見るのは以前のHiverツアーに続き2回目。ちょっと前に蝶々結びを聞き、その歌のうまさ、世界観にやられ、ライブに行った。

Hiverツアー は1月の終わりに文字通りHiver(フランス語で冬)をテーマにしたライブで完成度が高く、世界に引き込まれた。

今回のツアーはsoleil et pluie(太陽と雨)ということで、明るい曲や静かな曲というと雑だが、やはりツアータイトルをイメージをもとにしたセトリ&演出。正直、冬というテーマより、表現が難しいのか完成度は感じなかった。「あなたに出会わなければ~夏雪冬花~」は好き。歌の上手さは最強なので、単発で成り立つ。

MCにて、「今回のツアーは今までやってきたことじゃなく、新しいことに挑戦した」旨のMCがされて、ああなるほどと感じた。世界観、聞かせる、だけでなく、みんなと一緒に楽しみたいというような要素が多く追加されているように感じた。

ただ個人的には「みんなと一緒に楽しむ」なら、他のライブに行く。会場(ホール公演)、曲的に限界がある。途中まで聞いて、『今回が最後でいいか 』 とほんとに思った。

MCが続き。内容はうまく表現できないからあえて略す。

今回のライブは上記チケット画像の日程が違うように、中止になった11/3(土・祝)の振替公演。新しいことをやろうとしたところに体調不良。そりゃ不安定にもなるか。

Aimerのライブの根底には2つの大きい要素がある様に感じる。「歌が好き」と「ファンが好き」。どのアーティストでもその二つは持っていると思うが、特にAimerの場合、後「ファンが好き」加減が尋常じゃない。いろんな人のライブをそこそこ見てるつもりだが、ここまで「自分のファンが好き」感があふれている人はいない。

ファンを大切にするとかそういったことだけではなく、「自分のファンに満足してもらえるライブがしたい」 そういった気持ちが伝わってくる。そのために新しいことにも挑戦する。今の自分には満足しない。自分のためにもというのももちろんあるけれど、ファンのために成長する。

そこからの蝶々結びはホントに神だった。神なんて急に言葉が安っぽくなった気がするけど、もうそれはそれはすごかった。二つの事柄がつながるということは、男女の範疇だけでは無い。

音楽が好きな人なら1度は経験があると思う。好きなアーティストの曲を聞いたり、歌ったりしてると、自分の感覚と歌詞の世界が重なり、所謂『感動』する。今日の蝶々結びを歌うAimerは、自分の歌詞に今の自分の感情が重なり、感動があふれ出て、抑えきれないように見えた。


ファン というのは大体、歌詞に共感できる人なわけだけど、一番歌詞に共感できるのは、作った本人か。当たり前だけど。

私はこう一曲を聞きにライブに来ている。ライブは生もの。CDを買うよりライブに行きたい。

と、レポが終わりそうだけどまだちょっと続く。本編終了。個人的には『こっから』だと思ってた。思い出補正他が重なった曲で満足できたけど、他はどうか。『こっから』が良ければ
『本物』だと。

本物でした。その後の 「sailing」「夜行列車~nothing to lose~」 もめちゃくちゃよかった。特に「sailing」は新曲で、今までの曲を経て、この曲がある広い世界観を感じた。

となると、前半で感じた完成度の低さ、不安定感も、ただ単に文字通り「未完成」なだけで、ツアー後半2019では更なる成長を遂げるのではないかと感じさせる。『最後大阪かーいいなー
』 と、今回でもういかないどころか、今回のツアーすらまた行きたくなった。

一度は聞いてみてほしいAimer。ちなみに「エメ」と読みます。読み方だけでも覚えて帰ってね。

ツアーのセトリはこのサイトでまとめられています。


Aimer Hall Tour 18/19 “soleil et pluie”ツアー ライブレポート・セットリストまとめ


サウウェブ

sailingはフジテレビドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」の主題歌

蝶々結び

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