NUMBER GIRL TOUR 2019-2020 『逆噴射バンド』@Zepp Fukuoka

音楽

最高のライブ初め。敢えて、敢えて、敢えて言うとするならば、田淵ひさ子だったと思います。すっごく。

ということで無事チケ当たったので行ってきました。NUMBER GIRLのライブに行けるとは夢にも思わなかった。あんま知らない人にざっくりいうと解散してまさかの再結成したバンド。解散した後、4人それぞれが中心人物となって違うバンド始めるぐらいの濃さ。なかなか無い。

今回はチケ番が41番と結構よく、個人的にはアヒト氏が見れる位置が良かったこともあり、田淵さんの前方。最前列でした。最前列も久しぶり。バーがあって楽。結構背中から圧力感じましたが、後ろの方は割と余裕あったそうです。アヒト氏の暑さ対策で、椅子の後ろに普通の家庭用の扇風機が置いてあったのが印象的でした。

セトリを覚える気はない。ネットにあるかなーと思ったら、意外とまとめられてなかった。なんで要所要所って感じで。広島と似たような感じじゃないかな?たぶん。透明少女は2回やりました。2回目のMCでは向井氏は透明少女と肩組んでた。

田淵ひさ子氏。序盤からヤバさを感じてたんだけど、個人的に火が付いたのはNUM-AMI-DABUTZのギター。なーんだこの人くっそかっこいいな…かっこよすぎるだろ….って感じで至近距離で見てた。昔、銀杏BOYZのライブのミネタ見たとき、「この人いっつもこんな全力でライブしてんのかな?」って感じたのと同じ感じ。近かったこともあり、今まで見たギターの中で一番カッコよかった。いろんなところでイチイチかっこよかった。また見たい。

U-REIのMC。「先月は松田優作さんに会いましたね。先週は勝新太郎さん。一昨日は椎名林檎さん。」その並びで林檎嬢出てきたところに吹きました。死んでも存在感は消えない人もいるわな。ちな林檎嬢は広島公演で普通に一般客いるとこにいたらしいですね。その絵もすげぇな。

ドラムス、アヒトイナザワ。自分は正直4人の中ではアヒトイナザワが一番好きで、VOLAは地方ながらに追いかけてるんですが、やっぱNUMBER GIRLのアヒトとVOLAのアヒトは違う。どっちもいいんだこれが。NUMBER GIRLのアヒトイナザワは、初見なわけですが、当たり前だけどドラムに超徹してる。VOLAのアヒト氏はやりたい事やってる感じ。悪い意味など決して一つも含んでなく。アヒト氏好きだわぁー。カッコよかった。

途中、向井氏のアンプの調子が悪くなり、IGGY POP FAN CLUBの一部を中尾氏が、SENTIMENTAL GIRL’S VIOLENT JOKEのラスト辺りを田淵氏がサポートしてたのくっそカッコよかった。アンプは昨日交換したのに壊れたそうです。中尾氏のなんかクッソかっこいい曲あったんだけど忘れた。ちなみに向井氏はアンコール中にストラップ外れたりもしてた。

アンコールの時間で向井さんが「昔はカバーも色々やってたんです」と、いろんな曲をちょろっとづつだけどやってた。「俺、しつこいですよ。」と何度もいいつつ。ツイッターから拝借。

これクッソ良かった。昔、某バンドの人が「形式的なアンコールが嫌い」言ってたけど、たぶんこういうこと。こういうアンコールが良い。こういうのってあんま見れないけど、こういうのが見たいんだよなぁ。結構な時間やってた気がした。田淵氏はのかっらないと思ったんですが、最終的にはしつこさに折れたように感じました。

4人が要所要所で笑顔見せてたのも結構印象的だった。他のバンドが笑う時って、向き合って笑うような感じだけど、NUMBER GIRLの面々は個々それぞれが楽しそうに演奏してて、勝手に笑ってる感じ。演奏楽しんでる感凄かった。それが音としてもくっそかみ合ってる。もしかしたら他の音聞いて笑ってるのかもしれないとか思ってみたり。とにかく楽しそうだった。

いやーいいライブだった。最前ってこともかなりデカかったかもしれない。福岡のお客さんっていい意味で暖かい、悪く言うと緩い感じがするんだけど、今日のライブは悪いようには感じず。ストイックな感じあった。MCはほぼほぼ向井氏。最前だとすっげぇ目が合う気がした。いろんな名言飛び出してたけど割愛。世界観出てたなー。途中ダイバーが2人ほど飛んで行ったことも報告。我慢できない気持ちはすごくわかった。その後、全く続かなかったから退場させられたのかな?まぁしゃーなしか。

結局「カッコよかった」ばかりになってしまいました。いいライブに行くとライブに行きたくなる。だけで終わらず、自分の人生を良いものにしたいとすら思わされる。とりあえず買ったTシャツをシャレオツに着こなせるぐらいには痩せたいですね。頑張ります。手ぬぐい欲しかった。

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