暇な人、というかこのページを開いている時点で確実に暇だと思うので、少し想像してみてほしい。
自分の職場はワンフロアの1部を間借りしていて、自分の席は入り口のドアに一番近い。ドアにはセキュリティがあり、自分を含めIDを持っている人間は自由に開け閉めできるが、持ってない人間は開けることすらできない。インターホンもない。
ワンフロアの別部署に用事のある人が時々訪ねてくる。ドアが開かない&インターホンがないのでノックをしてくる。一番席の近い私は、上司から「だれか来たらドアをあけていいよ」と言われている。そんなセキュリティもくそもないドア、今すぐ投げ捨てろとかは置いといて。
ある時ノックが聞こえ、ドアを開けると、封筒を持った見知らぬ女性。おそらく他部署に用がある人間だろう。その人が封筒をちょっと差し出しながらこう言うのだ。
「ちょっといいですか?」
と。これに対し、何と答える、どういった対応をとるかという話。
ちょっと時事系列を進めて。となりのおばさん(話しかけられてる調をスルーしても、たぶん機嫌が悪いぐらいにしか思ってなく、毎日2.3回は話しかけてくるアレ)に普通はどうするか聞いてみたところ、「何か御用ですか?」とかワンクッション置く、もしくは察して「誰宛ですか?」などと答えるのではないかとのこと。なるほどね。そういうたちまわりね。なるほど。なるほどなー。プロはちがうなー。世間一般での立ち回りのプロは。
ということで。封筒をちょっと差し出しながら「ちょっといいですか?」と聞かれた時の、0.5秒以内で回答した私の素の対応がコチラ。
『いや、良くは無いですね。』
…いやだってさ、セキュリティのあるドア開けて、よくわかんない封筒を自分に押し付けられても「よくはない」でしょ。「良い」か「悪い」かでいうと「良くは無い」。ベストアンサーに選ばれる。ミスター最適解だわ。
といいつつ、一般社会ではたぶん「良くは無い」立ち回りだということも理解できている。自分を弱者アピールするのは嫌いだが、平和な社会とかみ合わないのは時々感じる。素直すぎるのか?生きづらいよのなかだな!
まぁ嫌なことは基本断る自分の性格が嫌いではない。職場の飲み会に誘われtも『興味がないんで行かないです。』とかいう人。ダイレクトアタック。
生きづらい世の中。その大したことのない難易度を楽しんで生きていたい。
画像はbeat station近隣のうどん屋。おいしかった。蕎麦屋に行けばよかったなどと今更。
コメント