自分の性格が割と好き。職場の隣人をガンスルーする日々。

好き

7月から仕事が変わり、割と少人数の職場で働くことになった。

総勢5人。前にもちょろっと書いたけど、自分を除く4人中3人に共通する点がある。

話が長い。とにかく長い。今までちょくちょくいろんな仕事をしてきたけど、あったことないレベルで長い。というか今まで、学生時代の教員ぐらいしか話の長い人間と、あったことがなかったのか…というぐらい長い。

そのうちの一人、まぁ所謂オバサンの長子(仮)は、自分の隣の席。自分の嫌いなワイドショー的なことや、固定観念を押し付けてくる、まぁ鬱陶しい感じの話の長さ。

タイトル。話の長い人間というのは、人に話かけたがる訳で。でもそれに時折、華麗なスルーを決め込んでいる自分の性格が嫌いではない。あまりに華麗過ぎて、長子的には「あれ?聞こえなかったかな?」と感じさせるぐらい。ちなみに距離的には70cmぐらい。全部聞こえてる。長子のいいところはスルーすると、なかったことにしてくれる、所謂「しつこさ」が無いこと。

ある日、隣で長子はこんなことをいっていた。

『日本にはペンギンって名字の人が、二人だけいるらしいですよ。』

ちなみにこの発言は、席の配置の関係上、確実に自分に向けられたもので、なんなら顔がこっち向いたのも感じた。でもこれを華麗にスルー。

すると、ドラクエの効果のない呪文じゃないけど、「日本にはペンギンって名字の人が、二人だけいるらしいですよ」って台詞が、静かといえば静かな職場に綺麗に響き渡る。自分はそういうところに笑いのツボがあったりするので困る。

そのあとしっかりGoogleで検索して、『沖縄の夫婦が宛名で名字申請したら通った』なんて知識も得つつ、調べるぐらいならスルーすんなよと自分にもつっこみをいれたりしつつ、なんだかんだで今の職場を楽しんでる。長子の話も10回に一回ぐらいは拾うし。機嫌のすこぶる良いときは。拾った話の内容は大体糞の欠片も面白くないけどね。

他二人、長雄と長田もわりとめんどくさいんだけど、まぁいつか。話の旨い人間は長さを感じさせない。自分の愉快な友人とか改めてすごいと思った。

今日のサムネは以前食べたもつ鍋。もつが旨い土地に住んでるのに、食う機会は少ない。

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